【外部卓】Ruins of Azlant【GM：Gata】

216 ：Gata：2022/06/14(火) 22:56:10 ID:Hn0Zd/tZ

8月の会場を予約しました。

日時　8月21日　日曜日　9:00〜16:30
場所　中川生涯学習センター 第3集会室

欠席した方も居ましたのでセッションログを上げておきます。


フェイスレス・ストーカーの襲撃を退けたPTだったがタルマンドールバウンティの受けた被害は甚大で、タナルデゥが所持していた入植者名簿から島民60余名の内30人程が連れ去られた事が判明する。
更に今回の騒ぎで10人程の死人も出ており、入植地は機能不全に陥ってしまう。
2章最後に寄港したペレグリン号は、状況が状況なので暫くは停泊してサポートしてくれます。
ロカサ族やストリックス達も協力的で、盲目のサイクロプスのエアロウライスも村で保護されています。

窮苦な状態であるがラモーナはこれ程の大人数を敢えて攫ったという事はまだ存命の可能性も有ると判断し、PTに島民の奪還と主犯と思われるアボレス"オントゥース"の排除を依頼する。
残った島民の不満を抑えるのには6日が限度らしく、それまでに朗報が無ければタルマンドールバウンティの今後も危ういらしい。

捜査によって、タナルドゥの遺体から鏡と双眼鏡、靴底に付着していた海岸線に群生している紫の花を発見し、タナルドゥが化けていたカーヴァ―を付近の岬で見掛けたという情報も得る。
また、レイランド達が捕らえたフェイスレス・ストーカーを尋問するが、手掛かりについては口を割らなかった。
しかしオントゥースの直属の配下は魚人のスカムであり、最近(といっても100年以上前だが)権力闘争で滅ぼした他のアボレスの傘下から移ったフェイスレス・ストーカー達は外様にあたり、
今回の失敗で役立たずと判断されて一族が粛清される可能性がある事を漏らす。
同じアボレスから造られた種でありながら、敵対する道を歩めるエスイに対して感情を暴露した彼だった、翌朝には家族を殺された島民に殺害されてしまう。

タルマンドールバウンティから西3マイルにある岬でPTがボートを係留していた麻縄の切れ端を見つけた時、西の島から送られる鏡を使った信号に気が付いた。
言語学判定により水界語の文法に基づいた暗号で、「状況は？」「我々は行かなければならない」「カルナックスを残して」と読み取れた。
双眼鏡で確認すると発信元は砂浜の建造物と判った。

ラモーナから小船を自由に使ってよいとの許可は下りているが、折悪く海が荒れ始めた。
知識：自然等から8時間程で収まりそうと判り、残り日数が心配ではあるがここは収まるのを待ってから小船で向かうと決定。

翌朝、凪になった海を渡り15マイル程西にある島へ向かう。
岸に近づいた時、濁った海から水棲の粘体グロブスターが襲い掛かって来た。
悪臭のオーラと殴打刺突の完全耐性、電気冷気への抵抗に難渋するがモモアの4レベル呪文の連発でこれを撃破する。

対岸にたどり着いたPTは信号の発信元の建造物へ向かう。そこは潮風で腐食が進んでいるがアズラント帝国時代の建造物で、そこから内陸へ続く足跡を見つける。
中にはこの島(ザナスターン)の地図があり、詳しく調べようとしたところ机に擬態していたジャイアント・ミミックが襲い掛かってきた。
このミミックこそ前述のカルナックスで、同じ変身生物のフェイスレス・ストーカーとは馬が合い同居していた様子。

カルナックスを倒し地図を調べたところ、これはザナスターンの北側を示したものでアズラント語で「ウォッチタワー�V」「ホール・オヴ・ヘヴン」、水界語で「ホーム」「船と敵」等が記されていた。(この建造物がウォッチタワー�Vに当る)
安全が確認出来たので、PTはここで一泊する。
翌朝にはストリックスがアンコラート島から物資を運んで来た。アクアティックエルフの都市タラサントリに買い出しに向かっていたロカサ族が帰還し頼んでいたアイテムを届けに来てくれたのだ。
更には二重遭難に備えてNPCのクレリックからロケート・オブジェクト用に予備のエラスティルの聖印も預かる。

島に分け入ったPTは耐久力の代わりに魅力を吸収するヴァリアント・レイスのホロウ、不可視やメイズ、蹂躙で翻弄するティクバランの襲撃を受ける。
どちらもベイグが酷い目に合うが何とかこれを撃退。地図にあったホームの場所は洞窟になっており、中を探索するとかつては12人程のフェイスレス・ストーカー達が住んでいた事が判る。
フェイスレス・ストーカー達が飼っていたケイオス・ビーストを倒して、島の北西の海岸線にある「船と敵」のエリアに向かう。

そこは難破船が集められて防壁にされており、人造のウィルウッドが弓を持って巡回していた。
コンタクトを取ろうとするPTはフェイスレス・ストーカーの変装を疑われるも、交渉で誤解を解消し中に招き入れれれる。

ウィルウッド達は過去にアズラント帝国で労働力として作成され、帝国が滅んだ後はこの地で細々と暮らしているらしい。
彼等はアイウーンストーンを核にして仲間を増やすのだが、天災やフェイスレス・ストーカーとの抗争で今は20数体しか現存していない。
アズラント帝国時代から稼働している長老から、ザナスターン島はかつてはアマネズンという神格を祀った神殿があった地域で、アースフォールによって標高の低い部分が水没して、現在の島になった事を教えてもらう。
海岸線のウォッチタワーはかつては街道を往く巡礼者達の立ち寄り場所で、山岳地帯にある「ホール・オヴ・ヘヴン」の地点は天体観測所があり、島の南部にはウィル・オ・ウィスプが住む沼があるらしい。

ウィルウッドの集落ではマジックアイテムの物々交換が可能です。
PT手持ちのアイテムの売値で>>214に記載しているアイテムを買う事が出来ます。
例外はアイウーンストーンで、彼等にとっては特に貴重な為、倍の価値で取引が出来ます。

作中の時刻は3章開始から3日目の昼過ぎになります。